「とくダネ」お詫びと謝罪 一般男性を「容疑者」として放送

[ 2017年7月28日 08:21 ]

小倉智昭キャスター
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 フジテレビ系「とくダネ!」(月〜金曜前8・00)は28日、前日27日の放送で、インタビューを受けた男性を容疑者として放送したとして謝罪した。

 冒頭、司会を務める小倉智昭キャスター(70)が「きょうははじめに、お詫びをさせていただきたいと思います」と切り出し、同局の梅津弥英子アナウンサー(39)が「きのう番組で放送した医療プロジェクト企画の中で、医師法違反容疑で70歳の男が逮捕された事件を扱いましたが、その際、一般の男性の方のインタビューを、誤って容疑者として放送してしまいました」と説明。続けて「ご本人をはじめ、関係者および視聴者のみなさまにご迷惑をおかけしたこと、深くお詫び申し上げます。誠に申し訳ございませんでした」と謝罪。小倉キャスター、司会の菊川怜(39)とともに頭を下げた。

 同番組の公式サイトでも「お詫び」として、同様のコメントを掲載した。

 27日の放送では「医療PJ『さい帯血医療』“医学博士”が“ヤミ治療”に関与か」と題し、がんが治るなどと主張して患者の仲介を行っていたニセ医者が逮捕された事件を取り上げた。昨年11月に撮影した資料映像として、一般男性が取材陣に応じる様子が流されたが、ナレーションで「男は逮捕前…」と説明するなど、一般男性を容疑者として放送していた。

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