今井絵理子議員“一線越えてない”好意認めるも「略奪不倫」否定

[ 2017年7月28日 05:30 ]

記者の前で頭を下げる自民党の今井絵理子氏
Photo By 共同

 自民党の今井絵理子参院議員(比例代表)は27日、橋本健・神戸市議と不倫関係にあるとした「週刊新潮」の報道に関し、事務所を通じて「私の軽率な行動で多大なご迷惑とご心配をおかけし、深くおわびする」との書面を公表した。橋本氏に好意を持っていることは認めたが、「略奪不倫ではない」と強調した。

 これに先立ち、党本部で記者団に「支援者の信頼を裏切ってしまい深く反省している。自民党が大変な中、足を引っ張る形になったこともおわびしたい」と語った。

 書面によると、今井氏は橋本氏から「結婚生活は破綻し(妻と)別居している。近く離婚調停になる」と説明を受け、最近になって交際を申し込まれた。今井氏は、橋本氏が法律上は現在も妻帯者のため「“一線を越えてはいけない”と思い、けじめをつけてから考えよう」と伝え、橋本氏から理解を得たとしている。

 今井氏は同日、高村正彦副総裁と党本部で会い、経緯を説明した。高村氏は誤解を招く行動は控えるよう注意した。

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