“怒ったことない”ひふみんを怒らせた男性ファンの無作法

[ 2017年7月25日 13:47 ]

将棋の加藤一二三・九段
Photo By スポニチ

 先月、現役を引退した「ひふみん」の愛称で親しまれる将棋の加藤一二三・九段(77)が24日放送の日本テレビ系「しゃべくり007」(月曜後10・00)に出演。最近怒りを覚えたエピソードを明かした。

 番組では、加藤九段にまつわる「伝説」についてトーク。その中の「怒ったことが一度もない」との真偽について「どんなことがあっても柔和たるべきと思っています」とし、怒りを表すことがほとんどないと説明した。

 それでも「最近1回だけ怒ったことがあります」として、語り始めたのが東京・将棋会館での出来事。ある時、男性から「加藤さん」と呼ばれ「あれ?」と違和感を覚えたという。

 自身への呼び方について「街で出会う方からならすべて、何て呼ばれても結構ですけれど、将棋会館に来る人は将棋ファン。“加藤九段”とか“加藤先生”と呼ぶべきでしょう」。しかし、その男性は「加藤さん」と呼ぶと、おもむろに手帳を取り出し、サインを求めてきたという。

 「極めてはっきり失礼ってことで、めったにないんですけど無視して、スタスタと将棋会館を立ち去りました」と告白すると、その時期については「3カ月くらい前」と続けた。人生で一度もなかった「怒り」を呼ぶ出来事が比較的最近だったことに、しゃべくりメンバーも驚きを隠せない様子だった。

続きを表示

2017年7月25日のニュース