ひふみん「スッキリ!!」コメンテーター挑戦 高須院長訴訟は「ノーコメント」

[ 2017年7月25日 10:35 ]

将棋の加藤一二三・九段
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 先月、現役を引退した「ひふみん」の愛称で親しまれる将棋の加藤一二三・九段(77)が25日放送の日本テレビ系「スッキリ!!」(月〜金曜前8・00)にスペシャルコメンテーターとして生出演した。

 司会の「極楽とんぼ」の加藤浩次(48)から「どういったニュースに興味がありますか?」と聞かれ、「いろんなニュースを見てますよ、政治も見てます」と返した加藤九段。

 番組冒頭は、衆院予算委員会で行われた安倍晋三首相と学校法人「加計学園」を巡る問題での閉会中審査の模様を特集。コメントを求められた加藤九段は「安倍総理の(答弁)はわかりにくい」としながらも「言った、言わないというのはどこまで行っても答えがない。どちらかが間違ったことを言っているんですよね。そこまでいったら、この問題は口出しできない。注目していたけど、なかなか真相はやぶの中ですね」と冷静にコメントした。

 続いて扱ったのは、高須クリニックの高須克弥院長(72)が民進党の大西健介衆院議員(46)と同党の蓮舫代表(49)に対して1000万円の損害賠償などを求めた訴訟の第1回口頭弁論が開かれたニュース。高須氏は、大西議員が5月の衆院厚生労働委員会で同クリニックのCMを「非常に陳腐だ」などと発言し、名誉を毀損(きそん)されたとしている。VTRを見守った加藤九段は「初めてこの出来事を知ったんですけど」と前置きしつつ、「ノーコメントというところです」と語らず。加藤も「ノーコメントにしておきましょう」と応じ、笑いを誘った。

 さらに、スマートフォン向けゲーム「ポケモンGO」のブームから1年として今でもハマる人々を紹介。加藤九段は「自然に歩くのもいいし、知らない街も散策する。一石四鳥ぐらいの良さがある。面白くて楽しくて、しかも、ご夫婦のコミュニケーションにもなるし、いいですね。本当は歩かなくちゃいけないので、やってみたいと思いました。始めたいと思ってます」と意外にも前のめり。1年前からずっとやり続けているという加藤も「始めますか?理想的ですよ、詳しく説明しますよ!」と“勧誘”していた。

 番組ではこの日が「土用の丑の日」ということで、うなぎを紹介。対局中、昼・夕食で約40年間、うな重を食べていた加藤九段にとってはまさに“勝負メシ”。「おいしくて、腹持ちが良くて、エネルギッシュ。うなぎとご飯を食べるのが元気になるんです。とってもいいものです。対局の時はもちろん、今でも食べます。対局以外でもたまに食べます」とうなぎ愛を語っていた。

 最後には「皆さまのご厚意で、楽しくトークさせていただきました」と笑顔。「ポケモンGO」についても「本当にやらせていただこうと思います」と愛娘のスマホでやろうと思っていることを明かし、「このテレビがなかったらまったくその気がなかったので」と締めくくった。

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2017年7月25日のニュース