長谷川博己主演「小さな巨人」第7話12・1% 札幌地区で瞬間最高19・5%

[ 2017年5月29日 10:10 ]

俳優の長谷川博己
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 俳優の長谷川博己(40)が主演を務めるTBS日曜劇場「小さな巨人」(日曜後9・00)の第7話が28日に放送され、平均視聴率は12・1%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったことが29日、分かった。

 初回13・7%と好スタート。第2話=13・0%、第3話=11・7%、第4話=13・5%と推移し、第5話では初回を上回る13・9%を記録した。第6話は13・5%とし、今回1・4ポイント数字を下げたが、2桁はキープした。

 また、札幌地区では16・5%を記録した。瞬間最高は午後9時51分の19・5%で、「富永専務(梅沢富美男)の釈放」を報告した、北海道出身の俳優・安田顕(43)演じる渡部刑事の“苦渋の表情”がアップで映し出された場面などだった。前半の芝署編に続いて、安田が後半の豊洲署編にも出演し、地元では盛り上がりを見せている。

 警視庁と所轄の確執や警察内部の闘いを軸とした警察エンターテインメント。事件の謎解きのみならず、出世や人事も含めたリアルな警察、警察官の姿を描く。

 「半沢直樹」「ルーズヴェルト・ゲーム」「下町ロケット」などのヒット作を生んだ伊與田英徳プロデューサー(49)、福澤克雄監督(53)が再びコンビ。今回、福澤監督は監修に回り、田中健太氏(37)渡瀬暁彦氏(36)池田克彦氏(35)が演出を担当。伝統ある同枠において30代トリオが演出を務めるのは極めて異例。脚本はTBS「TAKE FIVE〜俺たちは愛を盗めるか〜」フジテレビ「無痛」などの丑尾健太郎氏(40)。「半沢直樹」などの八津弘幸氏(45)が脚本協力を務める。

 長谷川が演じるのは、東京の治安を根底から支える警視庁「捜査一課」の刑事・香坂真一郎。将来は、警視庁4万人の現場警察官の頂点に立つ最高指揮官「捜査一課長」を期待されるエリートだったが、ある事件を機に人生が一変。所轄の警察署に左遷される。出世街道から外れる一方、懸命な所轄の同僚たちを目にし、刑事としての使命に悩みながらも、自らの正義を信じて悪に立ち向かう。香坂のライバル・山田春彦を岡田将生(27)、香坂の最大の敵となる捜査一課長・小野田義信を香川照之(51)が演じる。

 第7話は、殺害容疑で捕まった山田(岡田)。山田の潔白を信じる香坂(長谷川)ら所轄メンバー。山田から聞き出した情報と、小野田一課長(香川)が取り仕切る捜査会議で共有された情報が180度異なることに気付いた香坂たちは、独自の視点で捜査を進める…という展開だった。

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2017年5月29日のニュース