生放送、家族一緒、東大…異なる趣向でみせる新クイズバラエティー

[ 2017年5月27日 17:51 ]

 4月スタートのバラエティーはクイズ番組が主流で、“生放送”、“家族一緒”、“東大”とそれぞれ異なる趣向で視聴者を楽しませている。

 テレビ朝日で月曜午後8時にスタートした「中居正広のミになる図書館」。深夜からゴールデンに進出し、好評だった世代別チームで競う「ジェネレーションクイズ」を“生放送”するという試みが挑戦的だ。データニュース社(東京)のテレビ視聴アンケート「テレビウォッチャー」(対象2400人)によると、「生だけあって緊張感があります」(57歳女性)、「リアルタイムなドキドキ感が面白かった」(32歳女性)など、ゴールデン帯での生バラエティーは珍しく、視聴者には新鮮のようだ。満足度は初回(4月24日)、第2回(5月8日)ともに3・35(5段階評価)。高満足度基準の3・7には届いておらず、生放送ならではの企画を充実させることが課題といえそうだ。

 フジテレビでは火曜午後7時57分から「潜在能力テスト」、土曜午後7時から「クイズ!金の正解!銀の正解!」と2つのクイズ番組がスタート。「潜在…」は異なった画像の中からその違いを見つけるなど“ひらめき”が重視の学力を競わないクイズ番組。一方「金の正解!銀の…」は1つの問題に対して金・銀・鉄と3段階の正解を用意するというのが特徴。双方の番組とも視聴者からは「家族で挑戦できて面白い」(44歳女性)、「クイズを子供と一緒に考えることが出来るので楽しく見られました」(43歳女性)など、知識を必要としなかったり、難易度が分かれていたりという工夫が奏効し、一家で楽しめる番組に。満足度はそれぞれ3・62(2回平均)、3・53(3回平均)と新番組としてはまずまず。フジは「ネプリーグ」(月曜午後7時)や「今夜はナゾトレ」(火曜午後7時)と他のクイズ番組も放送中のため、違いをどう打ち出せるかがカギとなるだろう。

 TBSの日曜午後7時にスタートしたのは「東大王」。この番組はその名の通りクイズの猛者たちが、現役東大生、東大OBに挑むという、日本最難関大学にスポットを当てたクイズ番組。超難解なクイズ番組を想像するが、一般視聴者もちゃんと解答できる問題もある。特徴は導かれた解答から出てくる東大生たちの解説や“プチ情報”など、彼らの博識ぶりを垣間見られる点。視聴者からも「知識の深さに感心」(53歳女性)、「頭良すぎて怖い」(29歳男性)など、東大生の頭脳明せきぶりを楽しんでおり、満足度もこれまで2回の平均は3・53と悪くない。今後は東大生たちのキャラクターの掘り下げなどで、他のクイズ番組と差別化が図れるかどうかだろう。

 いずれのクイズ番組も、現在放送中の数あるクイズ番組の中に埋もれない個性をどのように発揮させるか腕の見せ所だ。

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