紀藤弁護士、桜田淳子さん活動復帰に反対「広告塔の責任は重い」

[ 2017年4月8日 05:45 ]

公演終了後、ステージ衣装のまま劇場を後にする桜田淳子さん
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 全国霊感商法対策弁護士連絡会に所属する紀藤正樹弁護士は7日、「桜田氏は広告塔として教団の活動を推奨、鼓舞してきた責任は重い」として、桜田淳子さん(58)のタレント活動復帰に改めて反対した。

 92年以降に紀藤弁護士らが相談を受けた分だけで、旧統一教会による霊感商法などの被害額は約800億円と説明。実際の被害額は「この20〜100倍にも及ぶだろう」とし、「被害を大きくした桜田氏の過去に目をつぶって芸能活動再開ということはあってはならない」と主張した。

 桜田さんは13年の公演時にも会見などを行っていないことを指摘し「合同結婚式の時には堂々と会見して“霊感商法の何が悪い”と主張していた。取材に応じないのは自分が悪いことを認識しているからだろう」との見方も示した。

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2017年4月8日のニュース