「西郷どん」階段落ち再現ある!?「蒲田行進曲」トリオ35年ぶり集結

[ 2017年3月27日 13:15 ]

2018年NHK大河ドラマ「西郷(せご)どん」新キャスト発表会見に出席した(前列左から)桜庭ななみ、瑛太、鈴木亮平、黒木華、塚地武雅(後列左から)平田満、風間杜夫、松坂慶子、渡部豪太
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 俳優・鈴木亮平(33)の主演で来年1月にスタートするNHK大河ドラマ「西郷(せご)どん」(日曜後8・00)の追加キャスト発表会見が27日、東京・渋谷の同局で行われ、鈴木とともに新たな出演者が登壇。大久保一蔵(利通)役の瑛太(34)をはじめ、西郷の3人目の妻・糸役の黒木華(27)、西郷の両親役の風間杜夫(67)、松坂慶子(64)、一蔵の父・大久保次右衛門役の平田満(63)らが顔をそろえた。

 西郷と大久保の両親役で、1982年の映画「蒲田行進曲」で主要キャストを演じた松坂、風間、平田の共演が実現する。3人横に並んだ光景に、風間は「3人の共演は35年ぶり。長いこと役者をやっているとこんなことあるんだなと」としみじみ。そんな3人を前に、鈴木も「役者を目指している時に『蒲田行進曲』という映画を見て、凄く衝撃を受けて、次の日から仲間と3人のモノマネをしていたのを思い出します。まさかそのお3人と家族としてご一緒できるのは夢にも思っていなかった」と感慨深げ。「撮影に入ったらファン目線としてではなく、家族として大先輩に甘えつつ、胸を借りるつもりで相撲を挑んでいけたら」と力を込めた。

 櫻井賢チーフプロデューサー(CP)によると、風間、松坂の西郷の両親役が先に決まり、その後で平田がキャスティングされたという。3人が共演することになったことに、櫻井CPは「偶然でしょう」とニヤリ。「蒲田行進曲」といえば、階段落ちなどさまざまな印象的なシーンが思い出されるが、「大久保家と西郷家とで違うストーリーがあるんじゃないかとか、いろいろ想像しちゃいますけど、どうなんでしょうか。ご期待ください。ご想像にお任せします」と話した。

 クランクインは例年よりは早めの夏を予定しており、舞台となる鹿児島県でのロケも多数予定されているという。

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