鈴木亮平 願い叶った瑛太の大久保役「巡り合わせを感じた」

[ 2017年3月27日 12:51 ]

2018年NHK大河ドラマ「西郷(せご)どん」新キャスト発表会見で、瑛太(左)について熱く語る鈴木亮平
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 俳優の鈴木亮平(33)が主演する来年放送のNHK大河ドラマ「西郷(せご)どん」(日曜後8・00)の新キャスと発表会が27日、東京・渋谷の同局で行われ、大久保利通役の瑛太(34)、西郷3番目の妻となる糸役の黒木華(27)ら8人の新キャストがお披露目された。

 西郷役が決まってから「大久保利通はどなたがやるかが気になっていた」という鈴木は、「誰にも言ってなかったんですけど、瑛太くんだったらいいなと思っていた。本当です。巡り合わせを感じた。僕の持っていない感性を持っている方だと思っているので、今から楽しみしています」と瑛太の起用に目を輝かせた。鈴木は瑛太について「同年代でどういう人を意識しますか?と聞かれた時に必ず瑛太さんの名前を出していた。自分にはできないお芝居をする方だなと思っていた」といい、「僕が陽だと陰に入る方だと思っていて、強烈な何かを持っていて、それが大久保さんの鉄の意志にリンクする」と期待を口にした。

 瑛太は同じ薩摩が舞台となる「篤姫」(2008年)以来の大河ドラマ出演。鈴木とは初共演となるが、「初共演なんですけど、お会いしたことがあるのは電車のホームで1人佇む鈴木亮平さんでした。こんなにホームで存在感がある方がいるのかと思ったことが記憶に新しい」とまさかの出会いを告白し、笑わせた。そこから久しぶりの再会だったというが、「撮影、もう続行していいんじゃないかと思うぐらい、安心感がある。一緒にお芝居していて、きっといろんなことが起きてくるというか、予定調和だけでない、今まで培ってきたものを思いっきり芝居でぶつけられるような関係性を築きあげていきたい」と“相棒”に信頼を寄せた。

 同局の櫻井賢チーフプロデューサーは瑛太の起用について「瑛太さんをお迎えできたことは力強く思っています。(西郷と大久保は)太陽と月みたいな関係だったり、2人の個性の違いはいろいろな局面で出てくる。瑛太さんの俳優としての力強さだったり、説明できないぐらい、瑛太さんが大久保をやってくれたいいなという願いが届いたと思っています」と念願がかなっての起用だったことを強調した。

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