川上麻衣子、沖田浩之さんの自殺に悔い「冷たくあしらってしまった。最悪でした」

[ 2017年3月7日 22:42 ]

沖田浩之さんの自殺で会見する川上麻衣子(1999年3月29日撮影)
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 女優の川上麻衣子(51)が7日、テレビ朝日系「芸能人が実体験を告白!最悪の一日」に出演し、故沖田浩之さんとの思い出を明かした。

 「ヒロ君は、親友でもあるし、兄妹のようでもあった人」と、3歳ほど年上だった沖田さんについて語る川上。伝説的学園ドラマ「3年B組金八先生」の生徒で恋人同士の役で、2人は共演していた。「当時17歳のヒロ君は、竹の子族で。そこだけキラキラ、キラキラしてる、スターでしたね。憧れの…近づけない感じでしたよ」。川上は、人気者の恋人役ということで多くの沖田ファンから憎まれ、カミソリが送られてくるようなこともあり、そのことを沖田さんも気にかけてくれていたという。

 30代、結婚生活がうまくいっていなかったという川上は「ストレスとか、パニック症を抱えているという状態だった」が、そんな時、とあるパーティーで偶然沖田さんと再会する。聞いてほしいことがある、と言われたが「当時は、全然余裕がなくて。舞台で明日早いから、今度聞くね…とあしらってしまったんです」。帰宅後、改めて電話をもらったが、「元気がないと言われるのが怖くて。“どうかしたの、何かあったの”と聞かれても、元気だよ、と冷たく答えてしまった。それから1カ月もしないうちに、亡くなってしまって。“何かあったら、ちゃんと話せよ”というのが、最後でしたね」。

 1999年3月27日、沖田さんは36歳の若さで亡くなり、自殺と報じられた。「(沖田さんは)結婚して子供もいたので、本当に思いがけないことだった」と川上は振り返る。話したいことがあると言っていた、また、自分のことを気遣ってくれた沖田さんに対して「冷たくあしらってしまった。最悪でした」と話す川上。「もしかしたら、具体的な悩みがあったというより、一緒にいたかったのかなって。ちょっと飲みに行ったり、ちょっと時間を過ごすだけで…」と、今も残る悲しみをにじませた。

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2017年3月7日のニュース