春団治襲名の春之輔 早くもプレッシャー告白「重とうて重とうて…」

[ 2017年2月7日 18:10 ]

「いけだ落語うぃーく」の制作発表で春団治襲名について「まだ混乱している」と話す桂春之輔(前列右)と桂塩鯛(同左)
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 来春、四代目桂春団治を襲名する桂春之輔(68)が7日、池田市民文化会館で4月17日から行われる「いけだ落語うぃーく」の制作発表に出席。早くも「毎日、重とうて重とうて…」とプレッシャーと闘っていることを告白した。

 襲名発表から5日。心境を問われた春之輔は「はっきり言うてそれ(襲名)については触れられとうないんですわ」と苦笑い。「毎晩、酒飲んでは“エライことしたな”と思たり。今も段々しゃべってると何言うてるか分からんようになってきて。ま、混乱してるということです」と笑わせた。

 さらに隣に座っていた桂塩鯛(61)からは生々しいアドバイスも。塩鯛は10年、都丸からの襲名を経験しており「襲名には…お金がいりますね」とズバリ。これには春之輔も「金か…」と話し「そやな。着物も作り直さなアカンしな」と苦笑いを浮かべるしかなかった。

 「いけだ―」は日替わりで趣向をこらした落語会を行い22日には「桂春団治一門会」を、最終日の23日は「春団治追善落語会」として行い三代目の映像も流す予定。春之輔は「まだ、プログラムもはっきり言って考えられてませんねん。とにかく一門の祭りとして一門の噺家が引き立つようなものを考えたい」と話した。

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2017年2月7日のニュース