テレ朝、昼の帯ドラマ枠新設!「徹子の部屋」の後は倉本聰ドラマ

[ 2017年2月1日 05:35 ]

テレビ朝日「やすらぎの郷」に出演する石坂浩二
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 テレビ朝日が4月に「昼の帯ドラマ枠」(月〜金曜、後0・30〜0・50)を新設する。

 その第1弾となるのが倉本聰氏(82)脚本の「やすらぎの郷(さと)」(4月3日スタート)。主演の石坂浩二(75、写真)は正午からの「徹子の部屋」に続いての放送となることに「“テレビ朝日のひとつの方向性”というべきものを背負っていかなければと今改めて感じています」と意気込みを示した。現在、この時間帯に放送されている情報番組「ワイド!スクランブル 第2部」はドラマの分(20分間)短縮となる。

 倉本氏が同局に、中高齢の視聴者向けのドラマ枠を昼に新設することを提案したのが発端。夜のゴールデンタイムに若者向けのドラマが数多く放送され、大人が見るドラマが少なくなっている現状を打破する試みだ。

 「やすらぎの郷」はテレビの全盛期を支えた関係者だけが入居できる老人ホームが舞台。主人公のシナリオライターを演じる石坂は「近年、シニア世代が増えているのに、テレビ界、ドラマ界はそれに対するメッセージをほとんど発してこなかったのではないか。倉本先生もそれを身に染みて感じていたからこそ、この作品を書かれたのだと思う」と話した。

 女優役の加賀まりこ(73)は「ワイド!スクランブル」の司会を務める大下容子アナウンサー(46)のファンであることを明かした上で「4月からは大下さんに“ワイド!スクランブル”の中で毎日“やすらぎの郷”の感想を話してもらいたい」とリクエストした。

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