くまモンの父・小山薫堂氏グラビア撮影初挑戦 葉加瀬マイ限界ショット

[ 2017年1月30日 09:12 ]

ソウルのジムで汗まみれになる葉加瀬マイ
Photo By 提供写真

 放送作家、小山薫堂氏(52)がグラビア撮影に初挑戦した。タレントの葉加瀬マイ(29)の写真集「まみれる」で、幻冬舎から3月1日に発売される。多数の人気番組を手掛け、くまモンの生みの親でもある希代のクリエーターがどんな作品を送り出すのか、話題を集めるのは必至。すでに、一部ネット書店では表紙が掲載コードに引っかかり、表紙の画像のアップが不可になったほど、限界ショット満載の内容となっている。

 小山氏はカメラ好きとしても知られ、「アレックス・ムートン」名義でカメラマンとしての活動もしている。今回、グラビアという新境地に挑んだのは、親交のある幻冬舎の社長、見城徹氏が「小山さんが撮ったら面白いものができる」と勧めたことがきっかけ。被写体となった葉加瀬は「ミスFLASH2012グランプリ」で、切れのよいトーク力から「Gカップ才女」と呼ばれ、人気上昇中の逸材だ。

 写真集は、少女がいろいろなものにまみれながら成長し、大人になる姿がテーマ。昨年11月に韓国・ソウルで撮影した際、小山氏は、葉加瀬から本当の汗が浮かんでくるまで待つなどのこだわりを見せ、3日間、ほとんど寝る時間を取らずに撮影に没頭。愛用のライカSLとライカMなどを使用し、葉加瀬が汗や泥にまみれるシーンなどにシャッターを切り続けた。

 葉加瀬は「小山さんが最初、恥ずかしそうな様子だったので、私も恥ずかしくなって若々しい気持ちで臨めました」と語った。小山氏は「女性の線は美しいと改めて思いました」と完成品を見つめ「難しかったのは、僕の世界観として撮りたいという思いと、買ってくださる人の趣向を考えて撮らなきゃいけないというせめぎ合いでした」と振り返った。

 ◆小山 薫堂(こやま・くんどう)1964年(昭39)6月23日生まれ、熊本県出身の52歳。日大芸術学部在学中に放送作家デビュー。「料理の鉄人」「世界遺産」「カノッサの屈辱」など手掛けた人気番組は多数。映画脚本「おくりびと」が09年、日本アカデミー賞最優秀脚本賞。2010年、故郷・熊本県の観光PRキャラクター「くまモン」を九州新幹線全線開業をアピールするため、誕生させた。

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