ネプチューン 初めて3人そろって連ドラ出演「すごいうれしかった」

[ 2017年1月16日 15:00 ]

空想大河ドラマ「小田信夫」にそろって出演したネプチューンの3人(左から)名倉潤、堀内健、原田泰造
Photo By スポニチ

 お笑いトリオ「ネプチューン」が時代劇を装った新感覚のシチュエーションコメディーに挑んだNHK「空想大河ドラマ 小田信夫」(2月4日スタート、土曜後11・35)の完成披露試写会が16日、東京・渋谷の同局で行われ、名倉潤(48)、原田泰造(46)、堀内健(47)が出席した。

 仕掛け人は演劇で岸田戯曲賞、小説で三島賞、ドラマで向田邦子賞をそれぞれ受賞した劇作家の前田司郎氏(39)。至るところに笑いをちりばめるなど、大河ドラマの世界に前田流のひねりが加えられており、「空想大河ドラマ」と銘打たれた。

 舞台は戦国時代の架空の小大名・小田家。当主は同時代の英雄である織田信長を意識しつつ、こじんまりと生きる小田信夫(堀内)。わきを固める重臣は柴田勝夫(原田)と明智充(名倉)。いずれもどこかで聞いたことのあるような名前だが、本物の迫力はかけらもなし。

 堀内は「NHKのドラマに出るのが夢だったので、うれしいです。皆さんきっと、最終回には“小田信夫ロス”になると思いますよ」とニンマリ。「戦国時代に話し合いで決めようという変わった武将たちですが、反戦という意味も込められていて、ぜひ、トランプ(米次期)大統領にも見てほしい」と話した。

 原田は「てっきりコントだと思っていて、(背景に何もない)白バックでやるのかと思っていたら、本物の大河ドラマで使うようなセットでビックリした」と空想大河ドラマの舞台に感激した様子。3人での連続ドラマ出演は初めてで、「3人でやれたのはすごいうれしかった」と笑みをこぼした。名倉は「3人でやったのは楽しかった」としつつも、他の2人に比べてドラマなどでの演技経験が豊富な原田を名指しして「原田がひとり俳優モードで腹が立ちました」と微妙な距離感を吐露。「長ゼリフで困っていたんですが、“紙に書いちゃっていいんだよ”って、堀内らしく(カンニングペーパーを勧めるような)バカなことを言ってきて、そういう空気感も楽しんでいた」と振り返った。

 困ったことを聞かれて、堀内が挙げたのは本能寺の変などでの撮影。「白い着物をずっと着ていて休憩していたんですが、そういう時に限ってカレーをつい頼んじゃうんですよ。毎日、衣装さんから“あいつ、こぼさねえか”とずっと見られていたのが困りました」と最後まで堀内モードで場を沸かせていた。

続きを表示

2017年1月16日のニュース