日本アカデミー賞 「怒り」が最多11部門 広瀬すずと宮崎あおいがW受賞

[ 2017年1月16日 13:45 ]

映画「怒り」ジャパンプレミアに登場した(左から)李相日監督、俳優の綾野剛、妻夫木聡、女優の宮崎あおい、俳優の渡辺謙、松山ケンイチ、女優の広瀬すず、俳優の森山未來
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 「第40回日本アカデミー賞」の優秀賞発表会見が16日、都内で行われ、「怒り」が最多11部門で受賞した。広瀬すず(18)と宮崎あおい(31)が主演・助演のダブル受賞した。

 優秀作品賞には「怒り」(監督李相日)、「家族はつらいよ」(監督山田洋次)、「シン・ゴジラ」(総監督庵野秀明、監督樋口真嗣)、「湯を沸かすほどの熱い愛」(監督中野量太)、「64−ロクヨン−前編」(監督瀬々敬久)の5作品に決定。

 優秀監督賞には「シン・ゴジラ」の総監督・庵野秀明(56)、監督・特技監督樋口真嗣(51)、「君の名は。」の新海誠監督(43)、「64−ロクヨン−」の瀬々敬久監督(56)、「湯を沸かすほどの熱い愛」の中野量太監督(43)、「怒り」の李相日監督(43)。

 優秀主演俳優賞は綾野剛(34)、岡田准一(36)、佐藤浩市(56)、長谷川博己(39)、松山ケンイチ(31)。優秀主演女優賞は広瀬、宮崎のほか大竹しのぶ(59)、黒木華(26)、宮沢りえ(43)の5人。優秀助演俳優賞は竹原ピストル(40)、妻夫木聡(36)、東出昌大(28)、森山未來(32)、リリー・フランキー(53)。優秀助演女優賞は広瀬と宮崎のほかは石原さとみ(30)、市川実日子(38)、杉咲花(19)がそれぞれ受賞した。

 新人俳優賞は杉咲花(19)、高畑充希(25)、橋本環奈(17)、三代目J Soul Brothersの岩田剛典、千葉雄大(27)、坂口健太郎(25)、佐久本宝、真剣佑(20)の8人が選ばれた。

 また、アニメーション優秀作品賞には、興行収入200億円を突破し、大ヒットを記録している「君の名は。」(監督新海誠)、女優のん(23)が声優を務めたことで話題を集めた「この世界の片隅に」(監督片渕須直)をはじめ、「映画聲の形」「ルドルフとイッパイアッテナ」「ONE PIECE FILE GOLD」の5作品が選出された。

 各部門の最優秀賞が発表される授賞式は3月3日に行われる。4年連続7回目となる西田敏行(69)と前年「百円の恋」で最優秀主演女優賞を受賞した安藤サクラ(30)が司会を務める。

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2017年1月16日のニュース