乙武氏、再起プランは「五体不満足2」 不倫騒動の修羅場を糧に“人生相談”も

[ 2016年12月26日 10:00 ]

乙武洋匡氏
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 今年3月、5人の女性と不倫関係にあったことが報じられた乙武洋匡氏(40)。騒動後、不倫相手の女性たちとは関係を断ち切り、元妻とは9月に離婚した。自分の面倒を見てくれる人を一度に失った乙武氏の再生の道として、自身のベストセラー「五体不満足」の第2弾を発表する構想が持ち上がっている。

 親しい知人によると、同書の発行元である講談社からオファーがあり、騒動前と同じように作家、ジャーナリストとしての活動を希望している乙武氏も執筆に意欲を見せているという。

 雑誌などから、人生相談の連載などのオファーも来ているようだ。出版関係者は「元々ご意見番としてワイドショーにも出られていたし、あの修羅場を経験した乙武さんに相談したい方も多いのでは」と話した。

 11月にはフジテレビ系「ワイドナショー」に出演し、9カ月ぶりにテレビ復帰した。関係者によると、その後、テレビ局からオファーが殺到したが「いきなりテレビに出まくるのもどうかという思いもあって」出演を抑えているといい「少しずつ以前のような活動に戻していこうと思っているようです」。

 元妻と離婚後は、それまで事務所として使っていたマンションの一室に住んでいる。着替えや風呂など身の回りの世話は、事務所のスタッフが交代で泊まり込んで行っている。知人は「自分の生活のことで手いっぱいなので、テレビや講演会よりも、まずは家の中でできる執筆活動が中心になっていくのでは」と話した。

 「ワイドナショー」では、ダウンタウンの松本人志(53)から「必要な人なので復活してほしい」と言われ、目を潤ませた乙武氏。その第一歩として、自身の知名度を高めた文章での活動に立ち戻ることになりそうだ。

 ▼乙武氏の不倫騒動 3月24日発売の「週刊新潮」が5人の女性と不倫関係にあったことを報道。同誌の取材に対し、女性らと3、4年前から付き合っていたと明かし「肉体関係もある。不倫と認識していただいて構わない」と認めた。同30日に自民党が擁立を検討していた夏の参院選への不出馬を表明。4月6日に行われた自身の誕生日を記念したパーティーで「私が全て悪い。今はとにかく家族と穏やかな時間を最優先に過ごしたい」と謝罪。騒動以降、「ワイドナショー」にVTR出演するまでテレビ出演もなく、休業状態だった。

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