宝塚宙組トップ娘役、当面固定せず「バリエーション豊かで魅力的な公演を」

[ 2016年12月26日 17:48 ]

対談会見で涙ぐむ実咲凜音
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 宝塚歌劇団は26日、来年4月30日の東京公演千秋楽を最後に退団するトップ娘役・実咲凜音(みさき・りおん)の後任をしばらく置かず、トップスター朝夏(あさか)まなとの相手役を、公演ごとに替えていく方針を明かした。

 トップコンビの恋愛模様を描くことが多い宝塚歌劇では異例の措置で、最近では雪組トップ娘役・愛原実花(31)が10年9月に退団し、舞羽美海(29)が11年3月に就任するまでの約半年が不在だった。さらに月組の娘役トップ彩乃かなみ(40)が退団した08年7月から、蒼乃夕妃(33)が就任する09年12月まで約1年5カ月不在だったこともある。

 歌劇団は「作品ごとに配役を行うことで様々な娘役が、それぞれの個性を発揮しバリエーション豊かで魅力的な公演をお届けしたい」としている。

 実咲のサヨナラ公演は来年2月3日、兵庫・宝塚大劇場で開幕する「王妃の館/VIVA!FESTA!」。

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