全日本フィギュア視聴率 瞬間最高は真央20・3% 注目度高く

[ 2016年12月26日 09:58 ]

フィギュア全日本選手権で華麗な演技を見せる浅田
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 23〜25日にフジテレビ系で放送された「全日本フィギュアスケート選手権2016」の視聴率(関東地区)が26日、ビデオリサーチから発表された。24日は平均14・3%(後7・31〜9・20)、25日は平均14・1%(後7・25〜9・30)の高視聴率をマークした。

 瞬間最高視聴率は24日が午後9時14分の20・3%。25日が午後8時2分の16・8%。いずれも浅田真央(26=中京大)の場面だった。24日は演技直後、25日は演技中のシーンだった。昨季から抱える左膝の不安により、シーズン前半は調整が遅れたが、全日本でトリプルアクセルに挑戦。注目度の高さを示した。

 23日は「男子ショートプログラム(SP)」、24日は「女子SP」「男子フリー」、25日は「女子フリー」が放送された。

 男子はSP2位の宇野昌磨(19=中京大)がフリー192・36点をマークし、総合280・41点で逆転V。自身初の全日本制覇を果たした。SP首位の無良崇人(25=洋菓子のヒロタ)はフリー151・77点で総合242・11点の3位。4連覇していた羽生結弦(22=ANA)はインフルエンザで欠場した。

 女子は浅田がトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)で転倒するなどジャンプでミスを連発し、合計174・42点で14度目の全日本で自己ワーストの12位に終わった。13年ぶりに表彰台を逃し、世界選手権(来年3〜4月、フィンランド・ヘルシンキ)の代表入りはならず。最大目標の18年平昌五輪へ、厳しい状況に立たされた。宮原知子(18=関大)が3連覇を成し遂げた。

 24日の男子フリーは平均13・6%(後9・20〜11・10)、23日は平均8・6%(後7・46〜9・24)だった。

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