真矢ミキ 薬物乱用防止でパレード、相次ぐ事件に「他人事ではない」

[ 2016年10月29日 16:00 ]

沿道の観衆に薬物乱用防止をアピールする真矢ミキ
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 薬物乱用が社会的問題となっている中、「“ダメ。ゼッタイ。”“NO ドラッグ”薬物乱用防止大パレード」が29日、都内で行われ、薬物乱用防止PR大使を務める女優の真矢ミキ(52)らが参加した。

 ライオンズクラブ創立100周年記念事業として開催された啓発イベントで、大麻取締法違反(所持)の現行犯で元女優の高樹沙耶(本名益戸育江)容疑者(53)らが25日に逮捕されたばかりというタイミング。ほかに、丸の内署一日署長の菊川怜(38)、築地署一日署長の河北麻友子(24)、リオ五輪競泳女子200メートル平泳ぎで金メダルに輝いた金藤理絵(28)も参加し、丸の内から数寄屋橋などを経て日比谷公園までの約3キロをパレード、オープンカーに乗って道行く人たちに訴えた。

 真矢は高樹容疑者の事件については「まだ明らかにされていないことが多いので、コメントは差し控えさせていただきます」とした上で、芸能界で薬物事件での逮捕が続いていることに関して「他人事ではない。身近な問題だと感じます。いろいろ考えさせられます」と話した。

 一方、菊川は「芸能界の人は(逮捕されると)大きく報道されるし、社会的な影響も大きい。とても残念です」とし、高樹容疑者については「会ったことがあるのは一、二度ですが、そういう(大麻を使用しているような)気配もなく分かりませんでした」と話した。

 真矢は薬物が蔓延して深刻な問題となっている現状に関して「若者の(薬物)使用が増えていると聞いています。以前は(薬物が売買されるような)そういう場所に行かないと出会わなかったのが、いまは向こうからやってきて、その意味で身近になっている。(薬物乱用が)いかに危険か広めていきたい」と今後も啓発活動に力を入れていくとの考えを示した。

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2016年10月29日のニュース