NHK会長 SMAP紅白出場への直談判は「行ってません」

[ 2016年10月6日 15:54 ]

NHKの籾井勝人会長
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 NHKの籾井勝人会長(73)が6日、東京・渋谷の同局で定例会見を行い、12月31日の「第67回紅白歌合戦」(後7・15~11・45)へのSMAP出演について「気持ちは同じ」と改めて出演への強い期待を表明した。

 籾井会長は先月8日の定例会見で、「ぜひ出ていただきたい。誠意を尽くすという意味で、私が出掛けていくことはいとわない」などと発言し、ジャニー喜多川社長(84)に直接要請する考えがあることを示した。

 これまで紅白に23回出演しているSMAPの出演について改めて問われると、咳き込み「むせってますよ…」と苦笑い。「気持ちは前回と同じ」とし、「SMAPはあれだけのグループですから、解散は決まったけど、ファンの皆さんにお礼を言われることはあるんでしょうけど、それをNHKでやってほしいという気持ちは変わっていない」と力説。ジャニー社長への直談判については「もうちょっと時期を見て、できれば行って話すことは十分考えられる」としながらも「SMAPのことは誰も知らないのでそれは然るべき人にお願いする」と担当者に任せる意向を示唆。実際に依頼へ言ったのかという問いには「行ってません」とした。

 今年の紅白のテーマが「夢を歌おう」で、2020年の東京五輪に向け、前年の19年の第70回紅白まで、このテーマを継続する方針だ。例年だと、司会の発表も10月に行われるが、ことしの司会に関しては、紅白の司会はV6の井ノ原快彦(40)と有働由美子アナウンサー(47)の同局「あさイチ」コンビ、連続テレビ小説「とと姉ちゃん」でヒロインを演じた高畑充希(24)、総合司会は古舘伊知郎(61)などの名前が挙がっている。

 司会の選考については「私もミーハーですからいろいろありますけど、(希望は)いいません。言ったところで、(担当者は)聞いてくれません」と笑わせつつ、「報告は来るけど、本当にわからないです」と選考にはいっさいタッチしていないことを強調。発表時期についても「何も聞いていない」とした上で「(例年だと)10月中旬までに決まっているケースが多い。もうまもなくでしょう」と話していた。

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2016年10月6日のニュース