キムタク「SMAPは人生の一部」“解散”使わずファンに報告

[ 2016年8月20日 07:25 ]

SMAP現在の人間関係

 SMAPの木村拓哉(43)が19日に放送されたTOKYO FM「木村拓哉のWhat’s UP SMAP!」(金曜後11・00)で解散発表後、初めて肉声で語った。グループ存続を強く望んでいただけに、言葉を詰まらせながら「本当にごめん」とファンに謝罪。「解散」という言葉は使わず、SMAPを「人生の一部」と表現し、無念さをにじませた。 

 木村は番組冒頭で、「今回はSMAPの件で皆さんにつらい思いをさせてしまって、本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです」と胸中を告白。「僕と同じように、今まで生活の一部、人生の一部としてSMAPに関わってきてくれたファンのみんなに、今、本当に言葉が見つかりません」と無念な思いを明かした。「解散」という言葉は最後まで使わず、「全てのSMAPファンの皆さんに、ただただ申し訳ないという気持ちしかありません。本当にごめん」と、時折言葉を詰まらせながら語った。

 メッセージは約50秒間。今月初旬からハワイで家族とバカンスを過ごしており、関係者によると、冒頭部分を中旬にハワイで収録した。14日未明の解散発表後、ラジオで肉声で語るのは、18日の稲垣吾郎(42)に続き2人目。稲垣は解散に触れながら淡々とした様子で謝罪したが、木村は現在の心境を言葉を選びながらファンに語りかけた。きょう20日には中居正広(44)がニッポン放送の番組で解散について語るとみられる。

 木村は存続を強く望み、グループの活動を休止することが決まったことでハワイ入りした。その後、10日に木村を除くメンバー4人がジャニーズ事務所のジャニー喜多川社長(84)と面会。香取慎吾(39)、草なぎ剛(42)、稲垣の3人が解散を強く申し入れたことで、たもとを分かつことになった。

 関係者によると、木村は寝耳に水の解散劇に「“なぜ、こんなことに”という戸惑いの気持ちが隠せないようだった」という。

 コミュニケーション不足のまま空中分解したSMAP。24日には5人が顔を合わせる唯一の番組「SMAP×SMAP」(フジテレビ)の収録があり、解散発表後、初めて5人が顔をそろえる。

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2016年8月20日のニュース