志村けん 肺炎で緊急入院 関係者「かなり無理を…」

[ 2016年8月20日 05:30 ]

志村けん

 タレントの志村けん(66)が肺炎のため緊急入院したことが19日、分かった。この日は大阪・新歌舞伎座で初日を迎えた座長公演「志村魂(シムラコン)」に出演していたが、終演後に大阪市内の病院にそのまま直行した。

 関係者によると、志村は名古屋公演を終えて一度、帰京した際に体調を崩し、17日に都内の病院で肺炎の診断を受けた。19日は高熱のため車椅子に乗りながら点滴を受けるほど体調不良だったが出演を決断。共演のダチョウ倶楽部や大場久美子(56)、磯山さやか(32)らとの舞台を普段通りに務め上げた。

 舞台関係者は「年齢的なこともありますし、かなり無理をされていたようです」と指摘。終演後に向かった病院でも医師から「出演は困難」と診断され、きょう20日と最終日となるあす21日の同劇場での公演中止を決めたという。19日夜に劇場のホームページ上で所属事務所との連名で発表。中止となった公演は払い戻しとなる。

 大阪公演を見終わって劇場から出てきた30代男性は、「テレビでいつも見ている通りで元気そうに見えたのですが」と話し、体調不良には気付かなかったという。

 同公演は、7月30日から8月7日まで東京・明治座、10日から16日まで名古屋・中日劇場で開催。志村は15日にブログを更新。出演者やスタッフとの食事会の写真をアップするなど元気な様子を見せていた。

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2016年8月20日のニュース