阪本順治監督の最新映画 広島市でクランクイン

[ 2016年8月20日 05:30 ]

会見に臨んだ永山絢斗、阪本順治監督、ホワン・M・バレロ(左から)

 阪本順治監督(57)の最新映画「エルネスト」が広島市でクランクインした。キューバの革命家チェ・ゲバラの部隊に参加した日系人、フレディ・前村の生涯を描く作品。19日は、59年にキューバ親善使節団長として来日したゲバラが広島の平和記念公園内の慰霊碑に献花するシーンが撮影された。

 ゲバラ役のキューバ人俳優ホワン・M・バレロ(28)と、この模様を取材した新聞記者役の永山絢斗(27)が参加。阪本監督は「ゲバラが広島を訪問したことで、キューバの小学生は8月6日と8月9日が何の日か知っています」と話し、撮影の意義を強調した。オダギリジョー(40)の主演で来年公開。

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2016年8月20日のニュース