SMAP「世界に一つだけの花」これからも教科書で咲き続ける

[ 2016年8月20日 07:40 ]

SMAP解散を報じるスポニチ本紙

 解散発表したSMAPの大ヒットシングル「世界に一つだけの花」(03年)が、19日発表のオリコンデイリーチャートで首位を記録した。14日の解散発表後初めて。

 だが、「世界に一つだけの花」がいかに日本中で愛されているのか。それを表すのはチャートの動きだけではない。

 「世界に…」が今後も教科書で歌い継がれていくことになった。音楽教科書「高校生の音楽1」を販売している「教育芸術社」(東京都豊島区)は「世界に…」を13年から掲載しているが、「解散をしたことが、掲載から外すことに直接はつながらないと考えている」と明かした。

 全国の高校に音楽の教科書を販売しているのは3社で、うち2社が「世界に…」を掲載している。同教科書は現在、全国4845校中の914校で採用されており、同社は「一過性のものではなく継続的に歌われ、親しまれる歌であると判断し、掲載することを決定した。平成29年度からの改訂版においても継続掲載をすることが決まっている」と説明した。

 首位獲得や教科書での継続採用など世間の動きは彼らにも伝わる。12月31日の解散まで生歌を披露する場が決まっていない中、きっとメンバーの心を動かすはずだ。

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2016年8月20日のニュース