フジ、TBS 火曜10時枠ドラマ 高い満足度の理由

[ 2016年6月14日 17:47 ]

「重版出来!」で連続ドラマ初主演を務める黒木華(C)TBS

 今視聴率が取れるドラマ枠といえば、TBS日曜夜9時から放送している「日曜劇場」だろう。昨年は「天皇の料理番」や「下町ロケット」がヒット、今期も「99・9 -刑事専門弁護士-」が最高視聴率19・1%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と高視聴率を獲得している。一方で視聴者の満足度という視点で見ると、今最も盛り上がりを見せているのはフジテレビとTBS、2局が競っている“火曜10時”だ。

今期フジテレビで放送中なのが、伊藤英明主演「僕のヤバイ妻」。妻を殺害しようと企てた伊藤演じる主人公が、逆に妻のワナにはまっていくというサスペンスドラマ。タイトル通り“ヤバイ妻”を演じる木村佳乃の怪演が話題を呼んでいる。

視聴率は高いとは言えないが、データニュース社(東京)が行っているテレビ視聴アンケート「テレビウォッチャー」(対象3000人)の満足度調査によると、第8話までの平均満足度が4・04(5段階評価、高満足度基準は3・7)と今期ドラマトップ。唯一平均4ポイント超えの高数値を記録している。

TBSは黒木華主演「重版出来!」。松田奈緒子氏の同名漫画が原作で、青年漫画の編集部を舞台にしたお仕事ドラマ。漫画家やその編集マンはもちろん、営業担当から書店員まで、漫画に関わる全ての人たちの泣き笑いを丁寧に、そしてドラマチックに描いた感動作だ。満足度は前回の第9話で4・23を記録、単回では今期ドラマ最高の数値で、平均でも3・92と全体3位の高位置につけている。

実は火曜10時ドラマ、前期1月クールでも好評で、「お義父さんと呼ばせて」(フジテレビ)が平均3・93とトップ。「ダメな私に恋してください」(TBS)が3・89で3位と、2クール連続で視聴者をより魅了する満足度の高いドラマを制作している。

テレビ局にとってはドラマが重なり視聴者がどちらかに割れる可能性があり、複雑かもしれないが、週の比較的初めの火曜日、帰宅してひと段落ついてからドラマを見るにはちょうどいい時間帯なのが午後10時。月9も10時にしたら、何か新しい流れになるかもしれない。火曜10時枠のドラマは夏以降の動向も気になるところだ。

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