延命直訴の舛添氏 坂上忍「筋違い」中田氏「リオは最後の修学旅行」

[ 2016年6月14日 13:29 ]

坂上忍(左)と中田宏氏

 13日に開かれた東京都議会総務委員会の集中審議で、不信任決議案提出の先送りを直訴した舛添要一知事(67)について、14日放送のフジテレビ「バイキング」(月~金曜前11・55)の出演者が大ブーイング。MCの俳優・坂上忍(49)は「筋違い」とバッサリ、元横浜市長の中田宏氏(51)も「命乞い」と痛烈に批判した。

 番組では、前日13日の集中審議での舛添氏の答弁についてのトークを展開。舛添氏は、自身の不信任決議案の提出の動きがあることを受けて、都知事選か都議会選が8月のリオデジャネイロ五輪・パラリンピックと重なることに「極めてマイナス」と発言。祭典が終わるまで提出することを猶予するよう訴えた。

 この“最後の悪あがき”ともいえる延命直訴に、坂上は「混乱を避けるために猶予を求めているが、混乱させたのはこの人。(延命は)筋が違う」と斬り捨てた。

 中田氏も「給料を返して都民のために働きたいとか、遅いですよ。完全な命乞い」とあきれ顔。また、リオ五輪が都知事選などと重なることについては、五輪を控えたブラジルの大統領が議会の弾劾を受けて職務停止状態になっていることを引き合いにして「誰が(リオへ)五輪旗を取りに行くのかということは、世界は何も注目していない」と懇願理由を一蹴。「鈍感の舛添さんでも、さすがにもう追い込まれたと思っているはず。リオに行くのは最後の修学旅行。マイレージを使ってファーストクラスに乗っていくはず」と皮肉は止まらなかった。

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2016年6月14日のニュース