東国原氏、舛添氏の弁明に「アドリブ弱い」知事としての姿勢に注文も

[ 2016年5月4日 15:10 ]

東国原英夫氏

 元衆院議員の東国原英夫氏(58)が4日、TBS系「ゴゴスマ」(月~金後1・55)に生出演。公用車問題に反論している東京都の舛添要一知事について「苦しい言い訳。無理がある」と、都知事の弁明に理解できない姿勢をみせ「アドリブでおっしゃたと思うが、アドリブが弱い」と斬り捨てた。

 番組では舛添都知事の「高額出張費&公用車での別荘通い」について、電話参加の猪瀬直樹前都知事(69)を交えて討論。公用車を使って毎週のように神奈川県湯河原町の別荘を行き来していた理由として、気分転換や股関節手術後のケアのためだと説明していたが、これについて東国原氏は「苦しい言い訳。無理がある」とばっさり。「世田谷区内の自宅も知っていますが、あの家で(風呂で)足を伸ばせないのか」と指摘し、さらに「世田谷区には銭湯がいっぱいある。それなのに“保養になる”と言って神奈川県を宣伝しているのはいかがなものか」と東京都のトップとしての姿勢に注文をつけた。

 猪瀬氏も「自宅の風呂を大きくすればよろしいのではないか。湯河原まで行かなければならないという理由にはならない」と指摘。東国原氏も「アドリブでおっしゃったと思うが、アドリブが弱い」と苦言を呈した。

 その後も東国原氏は海外出張でスイートルームに宿泊していたことに対して「宮崎県知事時代には1万9000円の『東横イン』でした」と話したほか「常識の範囲という言葉があるが、そのバランス感覚を持っている人が首長になるべき」と、舛添都知事への“口撃”がとどまることはなかった。

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2016年5月4日のニュース