元テレ朝アナ龍円愛梨さん ダウン症の愛息との毎日「素敵なことの連続」

[ 2016年4月8日 21:12 ]

テレビ朝日アナウンサー時代の龍円愛梨さん(2006年2月撮影)

 元テレビ朝日のアナウンサー龍円愛梨さん(39)が8日放送のTBS「爆報!THE フライデー」(金曜後7・00)に出演、同局退社後の人生と現在の育児生活について明かした。

 龍円さんは1999年にテレビ朝日に入社、アナウンサーとしてバラエティーや報道番組で活躍した。2011年、34歳で仕事を辞め、当時交際していた日系アメリカ人実業家と結婚の約束をして渡米、カリフォルニア大学に通い始めた。

 実業家とは事実婚という形で一緒に暮らし、35歳で妊娠、男の子を出産したが、現在は息子ニコ君(ニックネーム)と二人で日本に戻り、両親のもとで子育てをしている。

 我が子は、出産後にダウン症と診断された。大きなショックを受けたという龍円さんだが、「眠る息子を見たら…かわいくて」と当時を振り返った。頼れる人もいないままアメリカで妊娠、出産したの苦労は並々ならないものがあった。

 孫に会うのを楽しみにしていたという龍円さんの母親に報告した際、「だから何?」と言われたという。「ニコちゃんをいとおしいと思う気持ちは何も変わらないでしょう?」という母からの言葉にハッとして「この子は幸せになることができる」と確信したという。

 同番組出演を決意した経緯についても「私はニコが生まれてくれてから正直『私の人生最高!』と思ってます。毎日が楽しくて素敵なことの連続です。普通よりもケアしてあげることはあるけれど特別大変なことではないし、何と言っても、可愛くて可愛くて仕方ないです。そういうことを知ってもらえる機会になるといいなと願って取材していただくことにしました」とブログにつづっている。

 現在は、ダウン症の子を持つ親たちとのコミュニティー活動も精力的に行っている。日々子育てに奮闘する力強く明るい笑顔を見せていた。

続きを表示

2016年4月8日のニュース