仁科亜季子 22年間で4度のがん手術明かすも…「幸せながん生活」

[ 2016年4月5日 12:45 ]

「ノンストップ!」で4度のがん手術について語った女優の仁科亜季子

 女優の仁科亜季子(63)が5日放送のフジテレビ「ノンストップ!」(月~金曜前9・50)にVTR出演。38歳で子宮頸がんを患って以来、22年間で4度のがん手術を受けたことを明かした。

 38歳の時に“最初のがん”である子宮頸がんを患った仁科。闘病中、脳裏をよぎったのは、まだ8歳だった長男・克基と6歳だった長女・仁美だった。「とにもかくにも子どもたちの存在が…。あと10年は、なにがなんでも生きなければならない」と病気に立ち向かう決意ができたと語った。

 子宮頸がんの克服後、20年ぶりに芸能活動を再開。だがその矢先、46歳の仁科を今度は胃がんが襲った。胃の上部1/3を切除し、体重は10キロ減。「飲み込んだものが入っていかなくて、食べられない」と壮絶な術後だったが、「養っていかなければいけない」と子どもの存在のおかげで克服できたという。

 3度目のがん手術は55歳の時。「GIST(ジスト)」と呼ばれる悪性腫瘍が筋肉の層にできたが、幸いにも早期発見だったため2週間ほどで退院できたという。しかし、それから6年後の2014年秋に大腸がんが発覚し大腸を20センチ切除。38歳からの22年間で4度目のがん手術となった。

 4度のがん全てに打ち勝ってきたが、1度目の手術の後遺症で現在も排尿障害が残る。それでも表情に暗さはなく「最近、王子様ができたんです。孫ができました」と笑顔。「しぶとく生きながらえさせてもらっているので、幸せながん生活を送っていると思います」と明るく話した。

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2016年4月5日のニュース