マルモの勢い再び…フジ社長 日9ドラマ枠復活に「挑戦し甲斐ある」

[ 2016年2月26日 17:24 ]

フジテレビの連続ドラマに主演することに決まった芦田愛菜(右)とW主演のシャーロット・ケイト・フォックス

 フジテレビの亀山千広社長(59)が26日東京・台場の同局で定例会見を行い、日曜午後9時のドラマ枠が3年ぶりに復活させることへの思いを語った。

 第1弾は女優の芦田愛菜(11)とシャーロット・ケイト・フォックス(30)がダブル主演する「OURHOUSE(仮)」。脚本は野島伸司氏(52)が担当する。同局は10年10月~13年3月まで同時間帯にドラマ枠を編成、11年4月期の「マルモのおきて」は芦田&鈴木福(11)による子役ブームを起こしたが、「半沢直樹」「下町ロケット」などで知られるTBSの看板ドラマ「日曜劇場」との対決に敗れ、撤退した。

 亀山社長は「TBSとは違う攻め方のドラマを作ってくれると思っている。だから、野島くんを起用してのホームドラマにチャレンジするんだと思う。のびのびとチャレンジしてほしいと思うし、期待している」とエール。裏のTBSのドラマが強い枠にあえて再チャレンジすることに「かつて我々がドラマをやっていた時のいい記録と悪い記憶がある。そういう意味ではマルモは良い記憶。当時もTBSもドラマだったので、戦えると思ってチャレンジするんだと思う。それに、TBSさんのおかげであそこがプラチナ枠だというのが証明された。そこの牙城をどれだけ切り崩せるか、チャレンジし甲斐がある」と力を込めた。

 月9枠は歌手で俳優の福山雅治(46)主演の連続ドラマ「ラヴソング」(月曜後9・00)がスタート。福山演じる44歳の元プロミュージシャンがある孤独を背負った女性と出会い、音楽を通して心を通わせ失いかけた人生を取り戻す物語。福山の連続ドラマ主演は13年4月期の同局「ガリレオ」以来3年ぶり。女優・吹石一恵(33)と結婚後初のドラマとなる。亀山社長は「月9は福山くんがドラマに戻ってきてクた。役どころも極めて彼にぴったり。福山くんは最近はフジテレビのドラマしか出ていないし、ある種フジッ子。3年振りの連続ドラマということで楽しみにしている」と期待を寄せた。

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2016年2月26日のニュース