NHK放送総局長 SMAP騒動に言及「ハッピーエンドに終わってほしい」

[ 2016年1月20日 17:14 ]

 NHKの板野裕爾放送総局長が20日、東京・渋谷の同局で定例会見を開き、グループ存続を表明したSMAPの騒動について言及した。板野総局長は「私どものニュースであれほど扱うとは想像もしていなかった」とし、「国民的な注目されている方たちなんだなと、改めて感じた。非常に複雑な事情があるんじゃないかと思っております。国民的スターの方は及ぼす影響は大きいものがあると思うので、ハッピーエンドに終わってほしい」とコメントした。

 5人は昨年の紅白歌合戦で大トリを務め、「NHKのど自慢」の番組開始70年キャンペーンに登場。11日に行われたチャンピオン大会にも参加している。NHKスタッフによると、今回の騒動についてジャニーズ事務所から「正式に何かあったということはない」としながらも「11日にチャンピオン大会にお付き合いいただいているので、その事後処理もあり、やり取りはしていて、報告は受けているが、今後のことはこれから」という。「NHKのど自慢」との今後の関わりについては「これから。今のところは白紙の状態」と今後、話し合っていくことを明かした。

 メンバーの草なぎ剛(41)は人気番組「ブラタモリ」でナレーションを務めているが、「通常通り、ナレーションはしていただきます。新年度の継続は今回のこととは関係なく、これから考えていきたい」。

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