渡部篤郎、28歳差恋愛をバッサリ「ないない それが大人」

[ 2016年1月17日 16:49 ]

連続ドラマ「お義父(とう)さんと呼ばせて」制作発表に出席した渡部篤郎

 俳優の渡部篤郎(47)と遠藤憲一(54)がダブル主演する関西テレビ・フジテレビ系連続ドラマ「お義父(とう)さんと呼ばせて」(19日スタート、火曜後10・00、初回15分拡大)の第1話試写・制作発表が17日、都内のスタジオで行われ、渡部、遠藤をはじめ、蓮佛美沙子(24)、新川優愛(22)、中村倫也(29)、中村アン(28)、和久井映見(45)ら出演者が顔をそろえた。

 51歳の独身会社員・大道寺保(遠藤)が、51歳の会社員・花澤紀一郎(渡部)の娘、23歳の美蘭(蓮佛)と交際。同い年のオッサン2人が「結婚したい男」と「結婚させたくない男」となり“仁義なき戦い”を繰り広げる姿を描くコメディ。ドラマは「医龍」シリーズなどを手掛けた林宏司氏のオリジナル作品。

 渡部と遠藤の共演は映画「外事警察」(12年)以来。これまでも何度か仕事をしているが、遠藤は「男の色気がある。それは持って生まれたもの。俺にはまるでないものなので、すごいなと思う。タイプが全然違うので、良かった。マイペースでおもしろい」、渡部は「こんなに長くいたことないので、本当に凄く楽しいです」とお互いの印象を語った。

 作中では遠藤が28歳年下の恋人との結婚を考える設定。28歳下の女性との恋愛・結婚をどう思うかを聞かれ、遠藤は「ありだと思う。歳の差があっても怒られてばっかりだと思う。ダメな人間だからですけど、最終的には同じになる。強い女性、芯のある、オトコっぽい、サバサバしている人が好き」と話した。

 一方の渡部は28歳という歳の差の恋愛には「ないない」とバッサリ。「僕は47(歳)だから。相当なことになっちゃう。そういうのを自分の中で決めていないと範囲が広がるでしょ」と自身の年齢と重ね合わせたうえで「大人として、この辺りが限度なんじゃないかと考えるのが普通の大人。恋愛だから自由ですけど、そういうことは一応、考えてはいます」と冷静に答え、笑わせた。

 役柄としても遠藤演じる保について「全然ないですよ。人が良かったり、頑張っていたりするのはわかるが、そういう次元じゃない。それが大人。大人としての一般の意見だと思う。もうちょっと自分のこと考えてご覧なさいよってこと」とキッパリ。ドラマを見て、40代、50代の独身男性が希望を持つのでは?との言葉には「希望は持てばいいよ」と呆れ顔だった。

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