SMAP分裂回避の鍵は“絆” 確執なく「グループへの思い一緒」

[ 2016年1月13日 11:15 ]

 SMAP分裂――。日本を代表する国民的グループが、CDデビュー25周年のメモリアルイヤーに解散の危機を迎えている。もはやメンバー5人全員が事務所に残る可能性はないのか。今回の分裂劇の特徴とSMAPの栄光の歴史をひもとくことで、最悪の事態を回避する糸口を探った。

 「メンバー間に何かがあったわけでも、ジャニーさんと諍(いさか)いがあったり溝ができたり、事務所と金銭でもめているわけでもない。なのに、事務所から飛び出るなんて…」

 芸能界を激震させるSMAPの分裂劇に、関係者は頭を抱えている。今回の最大の特徴は、メンバー間の不仲や事務所との金銭問題などがなく、芸能界の歴史の中で数々起きてきた解散劇や独立劇の背景とは全く異なる点だ。「木村残留。中居、稲垣、草なぎ、香取退社」の動向は固まっており、現段階で「分裂・解散回避の糸口は見えない」(関係者)。ただ、事務所との明確な確執はないため「わずかでも回避できる可能性があることを望んでいる」(関係者)という。

 糸口を探る上で、重要なのはSMAPの足跡。ジャニーズJr.内のグループとして88年4月結成。アイドル番組や舞台などで経験を重ね、91年9月にCDデビューするまでに3年以上かかった。だが、当時は音楽番組が激減し「アイドル氷河期」といわれた時代。バラエティー番組に進出し「夢がMORIMORI」「SMAP×SMAP」などの番組で成功を収めた。

 「ジャニーズのアイドルでは異例の本格的なコントに取り組むなどし、事務所内では亜流の存在であり続けながら国民的グループになった。SMAP以降、バラエティー番組などでメンバーの個性を打ち出す戦略はアイドル界の定石になった。自力ではい上がった自負は相当なものがある」(テレビ関係者)という。こういった経緯から「遅かれ早かれ独立したい思いはあり、女性マネジャーの離脱は大きなきっかけとなった」(関係者)。

 一方、木村は「Jr.時代に引き上げてくれたのはジャニー社長で、そもそもSMAPをつくったのもジャニー社長。給料などあらゆる面で一番の支えはメリー副社長であり、その2人に恩義はあれど何の確執もないのに退社する理由がない。これでは筋が通らない」という考え。

 歴史的背景に基づく思いから退社を選ぶ者と、人としての筋道を重視して残る者。「考え方に大きな開きはあるが、グループへの思いは一緒。そこに期待したい」と周囲はいちるの望みをそこに懸けている。

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