古舘キャスター 降板発表後報ステ初出演「誠心誠意頑張ります」

[ 2016年1月4日 21:56 ]

3月にテレビ朝日「報道ステーション」を降板する古舘伊知郎氏

 古舘伊知郎キャスター(61)が4日、テレビ朝日「報道ステーション」を3月に降板すると発表して以来初めて同番組に出演。番組冒頭で改めて降板することを報告し「3月いっぱいまでは誠心誠意できる限り頑張っていこうと思います」と語った。

 「報道ステーション」は2004年4月、「ニュースステーション」の後番組としてスタート。古舘キャスターは番組開始当初からメーンキャスターを務め、12年間に渡ってテレビ朝日の“夜の顔”を務めた。

 今年8月21日には2年ぶりの20%超えとなる平均視聴率22・5%を記録するなど、長年に渡って好視聴率をキープ。その反面、3月にはコメンテーターとして番組に出演した元経済産業省官僚の古賀茂明氏が自身の降板をめぐって菅義偉官房長官や官邸などを批判し、後日、古舘キャスターが「テレビ朝日としても(発言を)防げなかったことを、重ねておわびしなければいけません」と謝罪する騒動もあった。

 降板を発表した昨年12月24日に行われた会見で「もの凄く不自由な12年間だった」と振り返った古舘氏。今後について「唯一やりたいのは、しゃべり倒すこと」とエンターテインメントの分野で再び活動していく意向を口にしていた。

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2016年1月4日のニュース