波瑠 最終回まで“びっくりぽん”約束「まだまだあります」

[ 2016年1月4日 11:07 ]

2016年の「あさが来た」!朝の連続テレビ小説も佳境を迎える波瑠

 NHK連続テレビ小説「あさが来た」(総合、月~土曜前8・00)の主人公・白岡あさを演じる女優の波瑠(24)がこのほどスポニチ本紙の取材に応じ、3カ月後に迎える最終回(4月2日予定)までにドラマをもっと“びっくりぽん”なものにすることを約束した。

 視聴率は時に25%を超えるなど昨年から絶好調で、それに合わせて、あさが驚いた時に連発する口癖の「びっくりぽん!」がちまたで流行。ただ、クランクインした昨年5月から滞在している大阪ではあまり出歩かないため、意外にも本人が反響の大きさを実感する機会は「ほとんどない」のだという。

 それでもあえて挙げれば?と問うと昨年末に歌番組に出た時に家族から“まさか生放送で司会するとは、びっくりぽん”というメールがきたことを告白。紅白歌合戦にもゲスト出演するなど初体験尽くしの日々を送るが「私もびっくりぽんです」と決めぜりふを生披露し、大きな瞳を輝かせた。

 大阪では“焼き肉の名所”鶴橋でエネルギー補給しながら、撮影などでほぼ休みなしだったこれまで8カ月間を乗り切ってきた。経験値は「一つの現場ではこれまでの比ではないです」。おてんば少女から時代を切り開く女性となったあさの人物像と重ね合わせるように、役者としての日々の成長を実感している。

 クランクアップは2月末の予定。当初の和服姿から時代の移り変わりとともに服装も“ロッテンマイヤーさん風”の黒いドレス姿に衣替え。生命保険会社や女子大創設に向け動きだすなど、今後の展開からも目が離せないが「まだまだ“びっくりぽん”ありますから」と視聴者を最後まで楽しませる気概は十分。「最後まで作品を人に届けるためには今までのボリュームと同じくらいのものを残り2カ月(の撮影)に乗っけていきたい」と気合を入れ直していた。

 ◆波瑠(はる)1991年(平3)6月17日、東京都足立区出身の24歳。女性ファッション誌「non-no」「Seventeen」などの専属モデルをかつて務める。昨年は「流れ星が消えないうちに」で主演。趣味はドライブ、お風呂。座右の銘は「一視同仁」。1メートル64、血液型O。

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2016年1月4日のニュース