「襟裳岬」など作詞 岡本おさみさんが死去

[ 2015年12月17日 23:22 ]

 「襟裳岬」などのヒット曲で知られる作詞家の岡本おさみ(おかもと・おさみ、本名修巳=おさみ)さんが11月30日、心不全のため死去したことが17日、分かった。73歳。鳥取県出身。葬儀・告別式は家族で行った。

 放送作家から転身し、1968年に「ふりかえらないで」でデビュー。フォークソングの作詞を中心に活躍した。吉田拓郎さんの「旅の宿」「落陽」をはじめ、南こうせつさんや泉谷しげるさんの楽曲の歌詞を手掛けた。森進一さんの「襟裳岬」は74年の日本レコード大賞を受賞した。

 他の作品に岸田智史さんの「きみの朝」、森山良子さんの「歌ってよ夕陽の歌を」、時任三郎さんの「川の流れを抱いて眠りたい」など。今年10月にも「フォー・セインツwith松坂慶子」の「たまには仲間で」を発表したばかりだった。

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