朝倉あき「下町ロケット」紅一点の技術者 役名アキに「親近感」

[ 2015年11月22日 05:30 ]

「下町ロケット」後半パートに出演する朝倉あき(C)TBS

 スタジオジブリのアニメ映画「かぐや姫の物語」でヒロイン・かぐや姫の声を演じた女優の朝倉あき(24)がTBS日曜劇場「下町ロケット」(日曜後9・00)第6話(22日放送)から始まる後半パート「ガウディ計画編」に出演する。佃製作所技術開発部の“紅一点”と言える加納アキ役。自身の名前と役名が「偶然にも同じ名前ということで、撮影が始まる前から彼女への親近感が止まりません」と運命を感じている。

 前半パート「ロケット編」完結の第5話で、今年度の民放連続ドラマ最高となる平均視聴率20・2%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を叩き出し、波に乗って迎える“新章”。注目されていた若き女性エンジニア役は、NHK連続テレビ小説「てっぱん」などで知られる朝倉が演じることになった。

 後半パートは直木賞作家・池井戸潤氏(52)が10月3日から朝日新聞で連載し、今月5日に単行本が発売された「下町ロケット2 ガウディ計画」を基に、物語はロケットエンジンから医療機器の開発に移る。

 今度は佃製作所の社長・佃航平(阿部寛)の元に、医療機器の開発依頼が舞い込む。「ガウディ」と呼ばれる新型人工弁が完成すれば、多くの心臓病患者を救うことが可能になる…というストーリー。

 朝倉が演じるのは、佃製作所の数少ない女性エンジニア・加納アキ。明るく天真爛漫な性格で、技術開発部のムードメーカー。“ガウディチーム”に登用され、同僚の立花洋介(竹内涼真)とともに新型人工弁の開発に情熱を注ぐ。

 朝倉は「“ガウディ”という新たな夢に挑む佃製作所の、そのまたチームの一員に加えていただけることに、大きな喜びを感じつつ、身が引き締まる思いです」と気合十分。偶然、役名が自身と同じ「あき(アキ)」とあり「撮影が始まる前から彼女への親近感が止まりません」と笑う。

 「それこそ等身大で、彼女のものづくりへの愛情や憧れ、そして自分との闘いの苦しみを、丁寧に想いを込めて演じていきたいと思います」と張り切っている。

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