池井戸潤氏「下町ロケット2」7月に20日間で書き上げた

[ 2015年11月22日 17:15 ]

ラジオで「下町ロケット2」執筆秘話を語った池井戸潤氏(左は恵俊彰)

 TBS日曜劇場「下町ロケット」(日曜後9・00)の原作者・池井戸潤氏(52)が21日放送のTOKYO FM「東京海上日動 Challenge Stories~人生は、挑戦であふれている~」(土曜後3・30)にゲスト出演した。池井戸氏の放送メディア出演は異例。ドラマで弁護士役を好演中のパーソナリティー・恵俊彰(50)の熱烈オファーに応え、今月5日に単行本が発売されたばかりの「下町ロケット2 ガウディ計画」執筆秘話を語った。

 ドラマは第6話(22日放送)から後半パートに突入。池井戸氏が10月3日から朝日新聞で連載を始めた「下町ロケット2 ガウディ計画」を基に、物語はロケットエンジンから医療機器の開発に移る。今度は佃製作所の社長・佃航平(阿部寛)の元に、医療機器の開発依頼が舞い込む。「ガウディ」と呼ばれる新型人工弁が完成すれば、多くの心臓病患者を救うことが可能になる…というストーリー。

 「もともと書いてくれ、というのもあったんですけど、この時期に出したのはTBSが『6話から10話、エピソードがないんですけど』と言っていて。冗談だと思っていたんですよ。1冊でやるんじゃないのかなと思っていて。話半分で聞いていたら、どうも本当に困っているみたいで。急きょ書かなきゃいけなくなって」と笑いながら内幕を明かした。池井戸氏の“ぶっちゃけ”に、恵も思わず吹き出した。

 7月12日から書き始め、8月1日に書き終えた。約600枚、1日平均約30枚。「早い方でしょうね。でも、やる気になれば、こんなもんですよ。やる気にならないからね、普段。書き始めるまでが長いですから」と冗談めかした。

 今回は、佃製作所技術開発部の若き女性エンジニア・加納アキ(朝倉あき)がお気に入り。当初は男性だったが「書き終わってから冷静に考えてみたら、女性の方がいいような気がして。自分で書いて、ところどころ気に入っているシーンって、今回について言うと、加納の発言とか気に入っているんですけど」と明かした。
  
 「下町ロケット」は2011年に直木賞を受賞。「直木賞受賞作品の続編というのは、プレッシャーとかあるんですか?」という質問に、池井戸氏は「特にないですね。全然意識しませんね」とキッパリ。

 「それよりも、自分がおもしろいと思えるかどうかが一番大事ですよね。読者が何を読みたいかとか、そういうことはあまり考えない方がいいですね。合わせに行っちゃう感じになるので。本は、これが求められているから、これを書こうという性質のものじゃないですよ。本は、僕はこれがおもしろいけど、どう?っていう提案型ですから。だから、常に自分がおもしろいと思うものを優先するしかないですね」とポリシーを語った。

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