相武紗季 恋愛コメディー主演、適齢期?にも「焦ったりしない」

[ 2015年10月15日 15:27 ]

NHK BSプレミアムドラマ「仮カレ」会見に出席した相武紗季

 女優の相武紗季(30)が15日、東京・渋谷のNHK放送センターで行われたNHKBSプレミアム「仮カレ」(11月3日スタート、火曜後11・15、全8回)の試写会に共演の中越典子(35)、塚本高史(32)らと出席。「焦ったりはしない」と自身の結婚について語った。

 イマドキ女子の恋愛事情を描くハートフルコメディー。相武はネット通販会社で働くアラサーの主人公で、仕事でキャリアアップを狙いながら、ハイスペックな結婚相手を見つけるために“仮カレ”として派遣社員の直人(塚本)とひそかに付き合う女性・杏を演じる。

 「恋愛ドラマは苦手とするジャンル。得意でもないし、見るのも避けてしまうことがある」と意外な告白をしながらも、本作は「台本を読んで毒々しいというか、ここまで赤裸々に自分の思いを吐露するのは珍しいかなと。久々に刺激を受ける作品」と内容に興味を持ったという。作品のテーマである“仮カレ”については「もっと器用な女性だったら、さらっと仮カレとか作れるのかな。でも、演じてみても、負担にしかならないんじゃないかなと。私としてはややこしそうだな」。そんな“仮カレ”を演じる塚本は「ないですね。仮の彼氏、仮の彼女なんてありえないと思う。最初に聞いて、ドラマだなと思いましたよ」とバッサリと答え、笑わせた。

 作中には、中越演じる同僚・美樹の婚約者を相武がグーで殴るシーンもある。「(男性を殴りたいという)願望はなかったけど、あのシーンですっごいすっきりするんだなって」と笑顔。「そのぐらいガッツがあったほうがいいかもしれない。こんなに気持ちいいんだって思いました。なよなよした、裏でコソコソ何かしている男は殴りたくなる」と話した。

 相武は7月に一部週刊誌に新恋人と結婚秒読みとも報じられた。杏を演じて「仮カレと付き合いながら自分のキャリアを優先して、好きなように生きて、いつかいい男を見つけるんだ!って生きている女性ってこれでも成り立つんだな」と違う価値観を学んだという相武。ただ「私はもっと凡人というか、普通の感覚で生きているので、仕事もしながら恋愛できる時はするんだろうし。結婚観も30歳になって、適齢期と言われれば適齢期だけど、そんなに焦ったりはしていない。どっちかというと、ボーっとしているタイプで、すごいな、しっかりしてるなと思いながら演じていました」と話した。

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