桃井かおり 鬼奴&ミチコにキャラあげた「好きにお使いください」

[ 2015年10月15日 18:01 ]

<京都国際映画祭>レッドカーペットを歩く桃井かおり(左)

 第2回を迎える「京都国際映画祭」が15日、祇園甲部歌舞練場などで開幕し、オープニングセレモニーにアンバサダーを務める女優・桃井かおり(63)が参加した。

 吉本興業が企画・協力する同映画祭にちなみ、桃井のモノマネでおなじみの芸人・椿鬼奴(43)の話題になり、「もうほとんど桃井かおり(というキャラ)は、鬼奴さんと清水ミチコさんにあげてる」と笑い、「好きにお使いくださいませ」と“公認”した。

 桃井は2作目となる監督作「火 Hee」のメーキング映像「Hee and She」を16日に同映画祭で公開する。現在住んでいるラトビアの自宅を病室に見立て、10日間で撮ったことを告白。編集で4日間徹夜したことも明かし、「元気でしょ?ほんと、いまだに元気!」と、自身の若さに胸を張った。

 京都については、「最初はどっちかというと“京都に向かない女優”と言われて、なかなか(撮影所に)呼んでもらえなかった。でも、高倉健さんが“出て”と誘って下さり、そこから立て続けに来るようになった」と回想。「スタッフの底力に驚いた。本当にプロ!後輩も育ってる。時代劇とか京都でしか取れない映画がある」と絶賛し、「撮影所があり、普通に役者が歩き、映画制作に慣れている街。見る目が高く厳しいお客さんがいる京都で開かれる映画祭は、良いものになるはず」と期待した。

 ロック歌手の内田裕也(75)も登場し、「ロックンロールです、よろしく!」とおなじみのあいさつで沸かせていた。

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2015年10月15日のニュース