米朝さんの愛したすき焼き 17日放送「魔法のレストラン」で紹介

[ 2015年8月16日 16:30 ]

桂米朝さん

 3月に亡くなった落語家桂米朝さん(享年89)が愛したすき焼きを17日放送のMBSテレビ「水野真紀の魔法のレストランR」(月曜後7・00)が取り上げて放送する。出演は長男の米団治(56)に弟子のざこば(67)、南光(63)。

 生前料理はしなかった米朝さんだが、すき焼きだけは例外だった。祝い事があれば兵庫県尼崎市の自宅近くの精肉店で100グラム1000円前後の牛肉を購入し、鍋奉行に変身した。砂糖としょうゆによる味付け。昨年6月に88歳で亡くなった妻絹子さんがこっそりみりんを追加したという。米団治は「(米朝さんは)あまのじゃくな人で、父と母はしょっちゅう同じことでケンカしてました」と笑顔で振り返る。

 絹子さんが闘病中、天満天神繁昌亭がある大阪天満宮へ平癒を願い、一人お参りしたエピソードも明かされる。2007年から48冊にも及んだ家族による米朝さんの介護日誌も公開される。

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