ピース又吉 芥川賞受賞後ドラマ初出演!ホラー挑戦で新境地

[ 2015年8月12日 11:22 ]

フジテレビ「ほんとにあった怖い話・夏の特別編2015」で芥川賞受賞後初のドラマ出演を飾る又吉直樹

 お笑いコンビ「ピース」の又吉直樹(35)がフジテレビ系「ほんとにあった怖い話・夏の特別編2015」(29日後9・00~11・10)で、芥川賞受賞後初のドラマ出演を飾ることが分かった。ホラー作品への出演も初となる。

 同作は、本当に起こった心霊現象や不思議な体験を忠実に再現するオムニバス形式のリアルホラードラマ。1999年にスタートし、フジテレビ夏の風物詩となっている。

 又吉が出演するのは、アパートで同じフロアに住む家族の秘密から日常に潜む不可思議で怖い体験を描いた「つきあたりの家族」。主人公の料理店を営む男を演じる又吉は「よく見ていて、怖いのもあったり、あたたかいものもあったりで好きだったので、この話が決まってうれしかったです」とホラー初出演を喜んでいる様子だ。

 中編小説「火花」で第153回芥川賞を受賞。累計発行部数200万部を突破する大ヒットとなっているが、今後のホラー作品への挑戦について聞かれると「ホラーは特殊な技術がいるということは聞いていて、そう簡単に書けるものではないこともわかってるんですけど」と前置きしながら、「怖いものは割と好きなので、一回書いてみたいですね」と意欲を示した。

 芥川賞作家のドラマ出演は、2001年「きれぎれ」で第123回の同賞を受賞した町田康(53)以来。町田は02年10月~03年3月にフジテレビ系の深夜帯で放送された「いま何待ち?」に出演した。

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2015年8月12日のニュース