二宮和也 “母”吉永小百合は「僕の初めての人になりました」

[ 2015年8月12日 15:45 ]

映画「母と暮らせば」クランクアップ記者会見を終えフォトセッションにのぞむ(左から)黒木華、山田洋次監督、吉永小百合、浅野忠信

 山田洋次監督(83)の最新作で、吉永小百合(70)が主演する「母と暮せば」(12月12日公開)のクランクアップ会見が12日、都内のホテルで行われた。

 長崎の原爆で亡くなった息子と母親が3年ぶりに再会するファンタジーで、長崎でロケを行ったほか、山田監督と吉永は今月9日の平和祈念式典にも参列。山田監督は、「ものすごく暑くて、すごい汗が出る中、被爆された方、暑さやすさまじい臭気、死骸の中で肉親を探し続けた方がどれほど辛く悲しかったかを思っていた。戦後70年にこの作品を作りあげられ、公開できるとことはとても意義のあること」としみじみ話した。

 原爆詩の朗読会を続けている吉永も、「若い方たちの中には広島や長崎で何が起きたのか知らない方が増えていると聞きました。そういう年代の方にぜひ見ていただき、あの時何が起こったのか、そしてこれからどんなふうに未来に向かって歩いていけばいいのかと感じていただけたらうれしい」と神妙な面持ち。さらに、「語り続けていくことが、私たちにできること。見た方それぞれの心にしっかりと残る作品になると信じています」と自らに言い聞かせるように話した。

 亡霊となって現れる息子役で山田組初参加の二宮和也(32)は、吉永に対し「和也さんと呼んでいただけて、ちょっとドキドキしちゃいました。身内にも1回も呼ばれたことがないので、僕の初めての人になりました」と最敬礼。対する吉永も、「どう呼んでいいか分からなかった時に、すっと小百合さんと呼んでもらって感激したんです。距離がグッと縮まったようで、今でもテレビでとても危険なことをしていると、ウチの息子、大丈夫かなと思ってしまいます」と明かしていた。

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