ミラーマン石田がん再発 余命20、30カ月も「データ塗り替える」

[ 2015年7月23日 05:30 ]

がん再発を明かした俳優の石田信之

 特撮ドラマ「ミラーマン」の鏡京太郎役を演じ、昨年3月にがんを患っていることを告白した俳優、石田信之(64)が22日、がんが再発したことを自身のブログで明かした。医師から「余命20、30カ月」と宣告されたという。

 がんが見つかったのは腹膜と尿道。今月3日に検査を受け、医師からは「今回ばかりは根治が困難」と告げられた。石田は「がんと闘ってらっしゃる方々のためにも希望が持てるようデータを塗り替える使命感に燃えています。動けなくなるその日まで仕事を続けます」と前向きにつづった。

 昨年1月に大腸と胃、肝臓にがんが見つかり、「ステージ4」と診断された。8時間に及ぶ手術を受け、腫瘍はすべて切除した。所属事務所によると、すでに抗がん剤治療を開始。入院はせず、自宅で療養している。抗がん剤の影響で頭がぼんやりとすることはあるが、口調はしっかりしていて元気だという。

 石田は来月27~30日に上演される舞台「遠き夏の日」(東京・ラピュタ阿佐ケ谷)の脚本、演出を手掛けており、予定通り参加する。

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2015年7月23日のニュース