ナオト 澤と親交「胸を張って日本に帰って来て」

[ 2015年7月7日 05:30 ]

14年1月、チャリティーマッチで記念写真に納まる澤とナオト・インティライミ

 サッカー女子W杯カナダ大会の決勝が5日(日本時間6日)に行われ、日本は米国に2―5で敗れた。連覇は逃したものの、なでしこジャパンは準優勝という誇らしい成績を残した。芸能界のサッカー通や選手と親交のある歌手らは、日本中に感動を呼んだイレブンの健闘を称えた。

 歌手のナオト・インティライミ(35)は、友人のMF澤穂希(36)について、「やはり今もなお、世界最高峰のプレーヤーだということを証明する素晴らしいパフォーマンスだった」と語り、レジェンドを称えた。

 柏レイソルのジュニアユース出身で、澤ともサッカーを通して出会った。ナオトの持ち歌「Brave」は澤の勝負曲。大会期間中には、「頑張って」「勝利おめでとう」などとメールを送り、澤の最後のW杯の活躍を見守ってきた。

 決勝は0―4と大量リードされた前半33分から出場。「悪夢を見ているかのような序盤のまさかの展開に戸惑って、もう駄目かも…と少し思ってしまったけど、最後の最後まで諦めない姿勢に強く胸を打たれました」。澤は相手のオウンゴールを誘発するなど、果敢にピッチを駆け回った。

 連覇はならなかったが、「W杯の舞台で準優勝するっていうのは、ものすんごい次元のこと!200近い国がある中で、世界の2番目って凄い。一緒に夢を追いかけられて幸せ。胸を張って日本に帰って来てほしい」と力を込めて拍手を送った。

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2015年7月7日のニュース