「どるえれ」インドネシアでオモイ届けた 憧れの海外初ライブ

[ 2015年6月8日 06:30 ]

インドネシア・ジャカルタで行われた「J Series Festival」に出演した「Doll☆Elements(ドールエレメンツ)」

 女性5人組アイドル「Doll☆Elements(ドールエレメンツ)」が6日、インドネシア・ジャカルタで行われた「J Series Festival」に出演した。ドラマ、音楽など日本の放送コンテンツのプロモーションの一環で、5人にとっては初の海外ライブ。8月19日発売の最新シングル「君のオモイ届けたい」(Dreamusic)などを熱演し、グループの魅力をインドネシア中に発信した。

 13年7月にシングル「君のハートに解き放つ!」でメジャーデビューしてから約2年。“どるえれ”の愛称で親しまれる5人が、ついに初の海外ライブを行った。

 ジャカルタ中心部の「UPPER ROOM」で行われた「J Series Festival」は、日本の放送コンテンツを海外の一般視聴者へ発信していくための新たなプロモーション展開として13年にタイでスタート。これまで2回の大規模イベントを実施、今回は初のインドネシアでの開催となり、日本から桐谷美玲、古川雄輝、VALSHEらと出演した。

 午後4時すぎ“どるえれ”は多くの観客の声援を受けてステージに登場。「お人形と変身」をコンセプトにしたキュートなルックスと、キラキラ感あふれるポップな音で、アイドル好きのインドネシアっ子をすぐさま魅了した。

 リーダーの権田夏海(ごんだ・なつみ、23)、外崎梨香(とのさき・りか、23)、小泉遥(19)、小島瑠那(るな、20)、小森 ゆきの(18)の5人が躍動する。代表曲「君に桜ヒラリと舞う」と最新シングル「君のオモイ届けたい」を披露し、抜群のコンビネーションを誇るダンスやコーラスワークで会場をわかせた。

 小島が「実際にステージに立ってみると、歓声が凄いとより感じました。また現地のスタッフさんが気さくに話しかけてくれたことで、緊張もほぐれて、Doll☆Elementsの良さをより伝えられたと思います。いつかDoll☆Elementsだけで会場を埋められるようにしたいです」、権田が「緊張感はありましたが、ジャカルタの方たちと楽しんで公演が行えたのではないかと思います」と振り返ったように、現地の反応も上々。拍手や声援を受け、メンバーのテンションも最高潮に達した。

 タイトなステージングは2月から4月まで初の国内全国ツアーで培った成果だった。「Doll☆Elements First Japan Tour~春が来た!ゆるゆるごとごとトナリでいこう!~」と題した9回のライブで5人の結束は高まり、ステージ映えするアクションも会得した。満を持してジャカルタで披露したパフォーマンスが観客を魅了するのは当然のことだった。

 これまでも、インドネシアやミャンマーで放送されている「WAKU WAKU JAPAN」内「放課後NIPPON」コーナーに出演してきた。日本ならではのカルチャーや、日本の若者が熱い視線を注いでいることを画面を通じて発信してきただけに、今回、現地でファンと触れ合う瞬間を楽しみにしてきた。それだけに小泉は「はじめてのインドネシアだったので、不安な気持ちもありましたけど、実際にライブをしてみてインドネシアの人のあたたかさを感じました。ライブのノリや歓声もとても良くて、気持ちよくライブができました。いつかまたインドネシアでライブをしたいです」と語り、笑顔でライブを振り返った。

 初の全国ツアーと海外ライブを体験したことでグループの勢いはさらに増していく。これまで、メンバーの外崎はグラビア活動、小泉はテレビの情報番組出演、小島はモデル活動、権田は作詞に取り組むなど個人でも活躍中。それぞれが活動の幅を広げ、得たものをグループに還元する。「もっとDoll☆Elementsを多くの方に知ってもらうために個人の活動も頑張っていきたいと思ってます」と外崎。単独での海外公演など、5人の夢はふくらむばかり。“どるえれ”は今後も進化を続ける。

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