台湾拠点に活動 ディーン・フジオカ、朝ドラメーンキャストに抜てき

[ 2015年6月3日 05:50 ]

「あさが来た」の五代友厚役に抜てきされたディーン・フジオカ

 台湾を拠点にアジア圏で活動する日本人俳優DEAN FUJIOKA(ディーン・フジオカ、34)が、次期NHK連続テレビ小説「あさが来た」のメーンキャストに抜てきされた。

 ドラマは、日本初の女子大創設に尽力した女性実業家、白岡あさをモデルにした奮闘記。ディーンは、明治時代の大阪経済界の重鎮、五代友厚役。波瑠(23)が演じるあさの精神的支えとなった人物。あさが淡い恋心を抱いた男性でもある。

 五代は英国留学経験があり、英語が堪能という設定。18歳から海外生活を続けるディーンも英語など5カ国語を操るため、制作サイドから「ピッタリの役柄」と起用された。「海外のどこにいても視聴することができた朝ドラに出ることは夢のひとつでした」と喜んでいる。

 7月スタートのフジテレビ「探偵の探偵」に続く日本のドラマ出演。長身に甘いマスクで、“第2の金城武”との呼び声も高い。すでに映画やCM出演の依頼が相次いでいるが、高視聴率が続く朝ドラへの出演で一気にスターへの階段を駆け上がりそうだ。

 ◆ディーン・フジオカ 1980年(昭55)8月19日、福島県生まれの34歳。高校卒業後に渡米。シアトルの大学を卒業後、04年から香港でモデル、俳優として活躍。現在は台北在住。昨年10月にドラマで全米デビューも果たした。1メートル80、血液型A。

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2015年6月3日のニュース