NHK鈴木奈穂子アナ 夜の顔でも「納得いかないところは納得いかないと言う」

[ 2015年2月3日 16:34 ]

「ニュース/ ウォッチ9」を4月から担当する(左から)鈴木奈穂子アナ、河野憲治新キャスター、佐々木彩アナ

 NHKの鈴木奈穂子アナウンサー(33)が3日、東京・渋谷の同局で行われた同局の2015年度新キャスター発表会見に出席。4月から「ニュースウォッチ9」の新キャスターとして抱負を語った。

 10年から「NHKニュースおはよう日本」(月~金曜前4・30、土曜同6・00、日曜同7・00)のキャスターとして明るいキャラクターで“朝の顔”として親しまれてきた鈴木アナ。現キャスターの井上あさひアナウンサー(33)から引き継ぎ、同局の夜の看板ニュース番組で夜の顔として新境地に挑むことになる。

 鈴木アナは起用が決まり、「伝統的に続いてきている番組で、自分に務まるのか、不安と驚きがあった」というが、「今は何とかやってやろうという身の引き締まる思いです」と現在の心境を吐露。夜だからと「こういう色を出したいというのはない」としたが、「今でも私の役割は番組制作の過程において、わからないものはわからないと言い、納得いかないところは納得いかないと言う、最初の視聴者目線で見た時の思いを大事にしようと思っている。朝とガラっと変えるというよりは、今までの仕事との向き合い方でニュースに携わっていきたい。今を深く切り取る、勢いのある番組にしたい」と意気込んだ。

 同じく新たにキャスターに就任する河野憲治報道局国際部長(52)とスポーツ担当の佐々木彩アナウンサー(28)ともタッグを組みのは初めて。「どんな化学反応が起きていくのか、そうやって色がだんだんついていくのかなと楽しみにしています」と話した。

 鈴木アナの後任は同じ「おはよう日本」の土、日曜担当キャスターを務める和久田麻由子アナウンサー(26)が務める。

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2015年2月3日のニュース