みるきー　ぶりっ子道極める　まずは「理想像」聖子と紅白合体!?

[ 2014年12月21日 09:15 ]

　ＮＭＢ４８、ＳＫＥ４８兼任の渡辺美優紀（２１）がソロデビュー曲「やさしくするよりキスをして」を２４日に発売する。９月のＡＫＢ４８じゃんけん大会で優勝したご褒美。歌手・松田聖子（５２）をほうふつさせる８０年代風の髪形のジャケット写真などが既に話題になっている。「アイドルの理想」という聖子、そして「ぶりっ子」について話を聞いた。

　――渡辺さんは２年ほど前、松田聖子さんのライブＤＶＤを見て研究しているということを公表しましたよね！？

　「お母さんはピンク・レディーさんが一番好きだったんですけど、松田聖子さんも好きで、私も“聖子さんはどんな感じなのかな？”と思って研究しました」

　――お母さんはおいくつ？

　「４３歳です」

　――聖子さんのライブＤＶＤはお母さんの？

　「いえ、それは、ほかからいただいたものです。あの時、聖子さんのものは全部見ました」

　――聖子さんの印象は？

　「本当に存在自体がアイドルですね。そこにいるだけでアイドルという感じ」

　――聖子さんはＤＶＤで見たのが初めて？

　「いえ、いろんな番組で昔の映像を見る機会はありました。“青い珊瑚礁”とか“赤いスイートピー”とか、名曲や歌い継がれている曲が多いので、曲も知っていました。ただ、ちゃんと見たことがなかったので、ＤＶＤで見直したんです。“風は秋色”には“みるきー”って入っているんですよ！」

　――確かに聖子さんの「風は秋色」には「ミルキィ・スマイル」という歌詞がありますね。当時、聖子さんが「ぶりっ子」と呼ばれていたのは知っていた？

　「えっ？聖子さんは、ぶりっ子だったんですか！？」

　――渡辺さんは「ぶりっ子」という言葉自体は知っていました？

　「知ってました。私も、ぶりっ子って言われるんです。自分では、ぶりっ子だとは思っていないんですけど…（苦笑い）。聖子さんはどういうぶりっ子なんですか！？」

　――渡辺さんと似ています。

　「……（笑い）」

　――この曲のジャケット写真はまさに聖子さんのイメージですが、撮影はいかがでした？

　「当日、現場に行ったら、あのウイッグが用意されていて“え～！？”と思いました。“どうなるんだろう…”と怖かったんですけど、かぶってみたら、みんなが“似合ってる”と言ってくれて、自分でも鏡を見て“似合ってる！”と思って、楽しく撮影できました」

　――大みそかのＮＨＫ紅白歌合戦には聖子さんも出演しますね。

　「そうなんです！このＣＤを持って聖子さんの楽屋にあいさつにうかがいたいです。（周りのスタッフに視線を送りながら）そんなことできるんですか？」

　――できると思いますよ。

　「（周りのスタッフに対し）ごあいさつさせてください！本当に松田聖子さんは私の理想像なんですよ。聖子さんはいつまでもアイドルとして活躍されているじゃないですか！？私たちは卒業すると女優さんの道とかに行ったりしますけど、私自身は卒業してもアイドルを卒業するとは考えていないんです。卒業がアイドルの次の一歩だと考えているんです」

　――渡辺さんも聖子さんのように「永遠のアイドル」を目指す？

　「（目を輝かせて）はい！」

　――この曲はそのきっかけに？

　「この曲で多くの人にキュンとなってもらいたい。皆さんに愛される曲になればいいと思います」

　――みんなをキュンとさせる自信は？

　「……あります」

　――振り付けも可愛いですね。

　「ちょっとオーバーめにやってます」

　――やはり、ぶりっ子しているんですね！？

　「ぶりっ子してます（微笑）」

　≪「緊張」新曲披露≫２４日の発売を前に新曲をテレビ番組で披露。「めっちゃ緊張しました。テレビで１人で歌うのは初めての経験なので…」と明かす。ＮＭＢにはソロ曲「わるきー」があるが「自分たちのライブとかホームでしか歌ったことがないんです」。曲に関しては「可愛らしくて、覚えやすくて、歌っていて楽しい」と笑顔を見せた。

　≪来年は選抜復帰を≫間もなく訪れる２０１５年について「今年以上に飛躍したい。私を応援してくれる皆さんが“楽しい”と思える一年にしたい」と意欲満々。具体的には「演技の仕事をしたいし、テレビにもたくさん出たい」と語りながら「でも、総選挙で選抜に復帰しないと！」と力を込めた。今年は１８位。悔しかった？との問いには「来年、選抜に復帰できないと悔しいと思います」と明かした。

　◆渡辺　美優紀（わたなべ・みゆき）１９９３年（平５）９月１９日生まれの２１歳。奈良県出身。２０１０年９月、ＮＭＢオープニングメンバーオーディションに合格。１１年１月、劇場公演デビュー。１３年６月の総選挙で、選抜メンバー入りの１５位に。今年２月からＳＫＥと兼任。愛称・みるきー。