杏 良妻役再び!初声優で堂々アフレコ「夫婦の絆も見どころ」

[ 2014年12月17日 06:00 ]

声優に初挑戦した杏

 女優の杏(28)が、ハリウッドの歴史大作映画「エクソダス 神と王」の日本語吹き替え版で声優に初挑戦した。

 古代エジプトを舞台にモーゼ(クリスチャン・ベール)がヘブライ人40万人を引き連れ“約束の地”を目指すスペクタクル。杏は、スペインの美人女優マリア・バルベルデ(27)が演じるモーゼの妻ツィポラの声を担当した。

 ツィポラは、エジプト王ラムセスと対立し苦しむモーゼを献身的に支えた女性。NHK連続テレビ小説「ごちそうさん」で良妻を熱演した杏とイメージが重なるとして、配給元がオファーした。アテレコでは、声優デビュー作とは思えない落ち着きぶりでマイクに向かい、スタッフを驚かせた。

 「グラディエーター」で米アカデミー賞作品賞を受賞したリドリー・スコット監督の新作。モーゼを、預言者というより運命に立ち向かう戦士として描いている。杏は「他者のために無私の心を持つモーゼは、とても強く聡明(そうめい)で素晴らしい男性だと思います。一人の男性として、頼もしさを感じました」と感想。ただ「(妻である)私を置いて(砂漠へ)行ってしまうのは困りますね」と笑った。

 ナイル川が血に染まった「災い」や、紅海が2つに割れた「奇跡」を最先端の視覚効果で再現した映像にもすっかり圧倒された様子。「音も映像も本当に素晴らしかったので、ぜひこの重量感を楽しんでほしいです。夫婦の絆も見どころの一つです」と話している。来年1月30日公開。

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2014年12月17日のニュース